今回、漁師の船に乗ることが多かったので、なかなか見ることができない野生の動物を見ました。
沿岸では、野鳥とアシカと魚の食物連鎖の状況を見ることができました。
海藻に隠れる小魚を求め、アシカや鳥がやってきています。
ここにはいませんが、そのアシカを食べる、シャチもいます。
漁師の船で少し沖に出たところの岩場では、アシカ?の群れを発見。
船が珍しいのか、「敵?」と警戒しているのか、じーっと見ている子もいます。
そして、船を止めているところでは、ラッコがぷかぷかと浮かんでいます。
日本人からすると、ラッコを見るのは珍しいけど、アラスカの人からすると、普通の光景。
日本人が山で野生のタヌキを見るレベルなのかと思う。
漁師にとって、大食漢のラッコは害獣扱いです。
ウニ、ナマコ、エビ類、貝類を食べます。
成獣になると、1日7kg以上も食べるので頭を抱えている漁場も多くあります。
地域によってラッコの数が異なるけど、増えているところはかなり大変だそうです。
今のところラッコは保護されているので、数は増えています。
ちょっと困っている人も多いのが現実。