日本の特殊冷凍技術

水産業が盛んな日本には特殊冷凍の技術がたくさんあります。
もし、先住民の村々に特殊冷凍を導入して、水産物の鮮度保持が可能になったならば。

船にあがったときの、最も良い状態を「保存」し続けることが可能であれば魚の価値を保ち、価格の下落を受けることが少なくなる。

そのように、地理的不利を打開できるので、鮮度の良い水産品を供給できるようになると思う。
そこでいろいろ日本の特殊冷凍を海外に輸出できないかを考えてみました。

CAS

磁気を用い、細胞を壊さずに冷凍する技術。

CELLS ALIVE SYSTEM
細胞を活かすシステムという名前の付いた特殊冷凍です。

魚は冷凍するとドリップが出てしまい、品質が悪くなります。
ドリップの原因は、水が氷る際に細胞を破壊し、うまみなども一緒にドリップとして流れ出てしまうわけです。

細胞が破壊されると、品質がどんどん悪くなります。
その点、CASで冷凍すると、水の凍結時に膨張を防ぎ、細胞が破壊を極力少なくして冷凍保存できます。

魚の鮮度維持に最適な技術であることは間違いありません。
海外への輸出経験もあり、さらに最先端の医療研究にも使われているという技術です。


CASで凍結した魚

ただ、コストが高いことともあり、活用されているという事例が少ない。
海士町というところが話題になっているので今後調べてみることになりそうです。

プロトン

CASと似た技術。

電磁波や磁界を利用して、水の膨張を防ぐことで品質の劣化を避ける仕組み。

スラリーアイス

スラリーアイスは最近話題になっている技術。

高知工科大学と企業が共同研究して産まれた技術です。
微小な氷粒子と塩水等の液体が混ざり合った流動性のある氷を生み出します。

一般的なブロックアイスに比べ、冷却効率も良く、魚に傷を与えにくいのが特徴。
ただ、冷凍ではないことで、アラスカの地理的不利を解決できるようなものではなさそう。

今後もいろいろと冷凍技術が進化しそうなので、冷凍技術を軸にそれぞれの村にあった解決策を提案できるよう企画をすすめたいです。

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  1. CASを使った地方創生の事例 島根県海士町

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