アラスカ州政府を訪れ、安全で安心できる食材を探すことについて、まずは「グレッグ」さんを紹介いただきました。
グレッグさんは、アラスカ州の世界貿易センターの代表のような存在の方。
フェアバンクスで生まれ、アラスカをとても愛している人です。
多くの商品や情報が彼の周りに集まり、アラスカの商品を世界に広めることを望んでいる一人なので意気投合するだろうということで紹介いただきました。
彼は現在、氷河の水をボトリングして販売する会社を作り、ちょうど世界へ広めるタイミング。
日本にもぜひ広めてほしいということで、私たちを日本の代理店となるよう打診を受けました。
アラスカの氷河の水
アラスカ州の最大の街、アンカレジから車で2時間程度にあるチュガッチ州立公園内にあるエクルートナ氷河とその氷河湖から採水している水です。
氷河は少なくとも1万年以上前のもので、湖の底は地下水がわかない地層。
湖のほとんどが氷河がとけた水でできています。
州立公園は広さは16万ヘクタールで、比較すると大阪府や香川県が19万ヘクタールですから、相当大きな敷地です。
公園は、州が自然公園として管理し野生動物が豊富に暮らします。
当然公園内には工場、農地を作ることができません。
湖のそばに、州が管理するくみ上げ施設があり、そこからトラックで公園の外にあるボトリング工場に運びます。
一切空気に触れず、ボトリングされることから「氷河がグラスによみがえる」という所以です。