アラスカ物産では、2019年に向けカバノアナタケの輸入を行います。
カバノアナタケは白樺の木に生えるキノコで、ロシア名「チャガ(チャーガ)」でも流通しています。

アラスカには白樺が自生していますが、ほとんど手つかずの状態。
アラスカ物産は、これまで築いてきたアラスカの先住民との関係から、先住民の地などに生えている白樺の木から「カバノアナタケ(チャーガ)」を採取し輸入する準備を始めました。

ご興味がある方はお問合せください。
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チャーガについて

チャーガには様々な効果があるといわれています。

抗酸化作用

呼吸等で取り込む酸素の中から、一部は細胞を酸化させてしまう力が強い「活性酸素」に変わります。
活性酸素は体内の細菌やウイルスの攻撃から体を守るためにありますが、過剰に発生すると、本来必要な細胞を攻撃し、老化を引き起こします。

その活性酸素を抑制する働きをする力がチャーガはとても高いといわれています。

アガリクスの20-30倍ほどの抗酸化作用があるといわれています。

ベツリン酸

ベツリン酸は、白樺の木の皮に多く含まれていて「betulic acid」の名前は白樺の学名のBetula platyphyllaに由来します。
がん細胞に働きかけ、アポトーシスと呼ばれる自滅を引き起こします。

カバノアナタケにもベツリン酸が含まれていると考えられています。

アラスカでの収穫について

アラスカの白樺は、冬は-50℃、夏は30度と年間の気温差が広い過酷な地域で育っています。
また、冬至では日光があたる時間は4時間程度、夏至では24時間日光にあたります。

アラスカではサステイナビリティが根付いているので、収穫の際は自生する白樺の樹を傷つけてはならないことが義務づけています。

特別な機械、運搬車両を使うことなく、人の手で収穫し、人の手で運びます。

とても原始的な方法ですが、自然にダメージを与えることなく、自然の恵みをいただいています。
収穫したカバノアナタケは、鮮度と品質を活かすため、できる限り速やかに処理を開始します。

収穫する地

アラスカの土地の所有形態は特徴的で、国が65%を管理し、州政府が25%ほど所有しています。
のこり10%のうち9%程が先住民の団体が所有、その他の一般で使える土地は1%程です。

アラスカ物産は、2018-2019年はアラスカの協力者が管理する地で収穫を行います。
2019年以降は、先住民が管理する敷地まで広げ、先住民の村々の特産物の1つになるようカバノアナタケの収穫を進める予定です。